
今年度最初の家庭基礎の授業は、記念すべき2時間連続回。配布されたプリントは2枚にわたり、「人の一生の発達」と「自己理解・家庭や社会との関わり」がテーマでした。乳幼児期から高齢期までのライフステージを学びながら、自分自身や他者の視点を深く考える機会となりました。
授業の後半では「ツーステップテスト」にも挑戦しました。これは、ロコモティブシンドローム(筋力やバランス低下による移動機能の障害)の評価で使われるもので、できるだけ大股で2歩歩いた距離を身長で割って算出する歩行能力の簡易テストです。このテストにより、歩幅・下肢の筋力・バランス・柔軟性といった身体の機能を総合的に評価できることが知られています。
先生が動画でデモンストレーション見せてくださり、生徒たちも挑戦しました。プリント学習とあわせ、体験的に“成長段階”や“生活習慣の大切さ”を実感できる構成になっていました。
さらに先生の子育てに関するエピソードや日常の具体例が随所に盛り込まれ、「身近で面白い」「話がとても分かりやすい」という声が多数。教室は和やかで笑いのある雰囲気に包まれました。
「2時間があっという間だった」という前向きな反応も多く、学びながら自分や家族との関わりを見つめ直す良いスタートになったようです。次回の授業もますます楽しみですね。