真夏の就業体験

夏休み直前、体を動かしたいという2人に声をかけ、

7月末、夏の始まりを告げる強い日差しの中、つくば市豊里地区にある宝幢院で、

2名の生徒に特別に就業体験をさせていただきました。

このお寺は、これまでも卒業生が数名、就業体験でお世話になってきた場所です。

草刈りの奥義「高刈り」!

今回は、ご住職のご厚意で、境内を美しく保つための草刈り作業に挑戦しました。

炎天下での草刈りは、想像以上に大変な作業になりますので、

しんどくなる前に境内に避難してくださいと住職から事前のアドバイスと、

ちょうど、午前中は木陰、午後は境内の影と安全に作業できるように考えていただきました。

かがんで一本一本、根っこから丁寧に…

とはいかず、今回は「高刈りスタイル」で草の上の方をちぎるという、効率重視の作戦で挑みました。

日頃パソコンやスマートフォンに向き合っている私たちにとって、

全身を使って自然と向き合う時間は、とても新鮮でした。

この高刈りのスタイルは、単なる手抜きではありません。

草の上部だけを刈ることで、草の成長を一時的に抑えつつ、土壌を保護し、生態系を乱さないという奥深さがあるのです。

私も自宅の草刈りはこの方法をとっています。私は刈払い機でやっていますが、周囲に小石などが飛ぶのが難点です。ゴーグルはしているものの、目の方にもよく飛んできます。

手でちぎるのは安全性重視です。この時期、お寺にはお客様も来ますので。

特に同日は地域のお祭りもあり、大勢の人が周辺を行き来していました。

この周囲の人に気を使いながら行う地道な作業は、普段の学習にも通じるものがあると実感しました。

未来につながる、さまざまな経験

今回の就業体験は、直接的にITに関わるものではありませんでしたが、とても貴重な経験でした。

何事も基礎が大切であること、そして、地道な作業の中にこそ大切な学びがあることを改めて実感しました。

頑張った後の達成感

汗だくになりながら作業を進め、最後に綺麗になった境内を見たときの達成感は、

何物にも代えがたいものでした。

ご住職からは「よく頑張ったね」と温かいお言葉をいただき、作業のの顔はとてもすっきりしたものでした。

今回の経験を通して、生徒達はまた一つ成長できたように思います。

先週は晴れてこそいましたが、台風の雨で蒸し風呂状態だったので中止。

今週も引き続き頑張りますので、その様子はまたブログでご報告します。

応援よろしくお願いします!

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