高1ショックで通信制高校へ

高校1年で不登校になった原因の一つ

高校に入ってから不登校になった生徒、実は中学時代に不登校でこれまで高校で頑張ってきたけれどやっぱり再度不登校になってしまった生徒も通信制高校やサポート校に多く在籍しています。

そんな高校生の不登校のケースでこれから増えていくのではないかと、精神保健福祉士さんに言われたのが「高1ショック」です。

高1ショック

最近は小学校から中学校まで、一貫教育の義務教育学校が増えており、小学校からほぼ変わらない慣れ親しんだ環境の中で、慣れ親しんだ仲間と過ごすことができるのは気持ちも楽なのですが、一方で高校入学の際には大きく環境が変わり対応しきれなくなる高校生も出てきます。

期待を胸に飛び込んだ高校でなじめない、そんな状況を「高1ショック」というそうです。夏休みくらいから少しずつツクガクへの問い合わせも増えてきます。

転校してきた原因は主に「なんだかやっぱり馴染めない」、「大人数が苦手」という生徒が大半でしたが、変わったケースがあったのでご紹介しておきます。

入学したとたん周りが自分よりできるように見えた

ある転校生は茨城県内トップレベルの高校入学しながら、本当に学習についていけなくなったというわけでもなく、入学したとたん、周りがみんな自分よりできるように見えて、勝手に差を感じて高校に行きづらくなってしまい、結果的に徐々に成績も落ちてしまったそうです。

1年のうちは耐えていたのですが、2年になってからツクガクに転校してきて、学校生活は特にほかの生徒と変わりなく、マイペースに過ごしていました。

無事に卒業し、あんまり科目の勉強はしたくないということで、本人の希望で映像系の専門学校に行きました。

高1ショックかなと思ったら通信制高校への転校も視野に

もし、お子さんやご自身が高1ショックでこれ以上は今の高校を続けられないと思ったら、通信制高校への転学を考えてもよいのではないでしょうか?

通信制高校に入ることへの抵抗を持っている人もいますが、そのまま無理を続けて精神的な負担がかかって結局退学してしまったり、二次的な影響がでることがないとも言えません。そうなってからでは、苦しむと思いますので、早めに通信制高校へ転校することをお勧めします。

こう書いてしまうと何をどう取り繕ってもツクガクへ入ることを勧めているようですが、このページには全国から不特定多数の方が訪れ読まれていることかと思いますので、お近くの通信制高校やサポート校をお尋ねください。

もちろん、ツクガクにご興味があれば遠慮なくご相談ください。

きっと状況をよく理解してくれる先生方はたくさんいると思います。

学校に行けなくなることは別に悪いことではないし、どうせだったら人生の中でかなり重要な時間となる高校時代、必要のない過度の我慢はせず、楽しんでほしいところです。

転校について、詳しくはこちらもご覧ください。

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