通信制高校のレポート(添削課題)は大変ですか?

通信制高校は単位制のため、レポート、スクーリング、テストすべての合格基準を満たさないと、高校卒業のために必要な科目ごとの単位を修得できません。つくば高等学院は通信制高校・サポート校として、高校卒業資格の取得を目指す生徒のレポートの作成をサポートしています。

提携のアットマーク国際高校のレポートは基本的にネットで提出しますので、ペーパーレスなのがうれしいところです。持続可能な開発の取り組み(SDGs)にも通じていますね。

通信制高校のレポートって難しいの?

レポートは基本的に人に相談したり、教科書やメディア授業を視聴しながら解くことができます。ほとんどは教科書やメディア授業の中で解説されており、極端に難しい内容にはなっていません。科目によっても差があり、簡単な科目はとても簡単で1課終わらせるのに数分で終わるかと思えば、難しい科目では1課終わらせるのに1時間以上かかる生徒もいます。なので、個人差もありますね。

ちなみに学校によってレポートやリポートと一般的に広く呼ばれていますが、正式には添削課題といいます。

web上のフォームに出ている問題を解く形式となっています。

つくば高等学院のレポートはどんな感じ?

つくば高等学院は単位制の通信制高校、アットマーク国際高校のサポート校ですので、アットマーク国際高校のレポートに取り組むことになります。

レポートはオンラインでwebのフォームを使って提出するため、提出すると直ぐに採点されます。

学習の方法としては毎日登校してレポートやメディア授業を受けることもできますが、自分のペースで自由にITやプログラミングについて学ぶこともできます。

何人かの生徒は1日のうち午前中にレポートを2つとメディア授業を1つ、午後からプログラミングなど自分で来て目取り組んでいます。

学習する科目にはそれぞれ単位数が定められており、アットマーク国際高等学校に限らず通信制高校では、一般的に3年以上の就業年限をかけて74 単位以上修得すると高校卒業資格が得られるようになっています。

全日制高校では通常約90単位を履修しているので、通信制高校では必要最低限の履修のみになっています。もちろん、多くとることは可能です。3年間で学習する科目については、入学時や年度末に新年度の履修科目を相談する機会を設けており、自分の興味や関心のある分野、進路選択に必要な科目を選び決めることができます。

レポートだけで大学進学の勉強になる?

つくば高等学院に来る生徒中には、大学や専門学校への進学を考える人も多いです。基本的にITやプログラミングなど技能や技術の習得をメインにしているつくば高等学院ですので、大学進学についての一般型選抜の受験の指導はしていません。

大学に行った人はどうやって行ったの?

つくば高等学院からもいろいろな大学に進学しており、大学進学の実績も積み上げています。ほとんどは学校推薦型選抜や総合型選抜で合格しており、小論文の添削や面接指導は行っています。

一般型選抜を考えている生徒は塾や予備校を利用し、大学を選ぶためにどれほどの学力があのるかを知るための模試は教室で受験が可能です。

通信制高校の副教材は役に立つ

全日制高校なら毎日授業もあり、教科書に出ていない内容も日々の授業の中に取り入れられるのですが、通信制高校ではどうしても限られた時間数の中で授業が行われ、教科書で取り扱わない問題は載せにくいのもあるため学習量が不足してしまいます。それを補うのが副教材です。

ほとんどの科目では教科書と一緒に届く副教材の問題集があります。これは以前から受験の役にたつと言われています。実のところ、教科書に載っていない重要な言葉というのは必ずあり、受験に関しては教科書だけ勉強しても足りない可能性があります。

例えば日本史Aではこのキーワード、この内容を教えてくださいという決まりがあります。それは学校にある指導書に載っていてレポートや教科書に書いていないことがあるのですが、副教材として届く問題集の方にはそういった内容も網羅されているので受験の役に立つことが分かっています。

発達障害のある生徒

発達障害のある生徒や保護者はきっと心配を持つところだと思います。絶対に大丈夫というと語弊がありますが、状況を見て単位が取れる最低限は本人のやる気さえあればサポートできます。やる気がない場合は中学と違って単位の修得ができなくなります。

レポートはwebフォームで提出のため、字が書けなくてもキーボードや音声入力が使えれば十分。

ディスレクシアで文字を書くのが苦手でも、キーボードや音声で回答を入力することが可能です。

一部の科目でどうしても手書きのものがありますが、書くのが苦手ならそれを避けて履修することもできます。

さらに各教科ごとに科目を選んで履修できるので、必修科目さえ履修してしまえば苦手な教科には触れなくても卒業が十分可能です。

履修相談でわかる生徒の成長

前述では苦手な科目を避けた弱気な提案になりましたが、入学直後、英語が苦手なので英語は1年で英語入門と2年で必修のコミュニケーション英語Iだけにしたいという相談を受けるのですが、いざ3年になると三者面談で「やっぱり、英語は大事だと思うんですよ!コミュニケーション英語IIか英語会話を取りたいです。」と生徒自ら力強い声で要望を受けることが多々あり、保護者もびっくりされるのですが、1年、2年と学習していくうちに生徒は常に成長していることを感じます。

特に英語については、プログラミングが好きな生徒だと、海外の英語で書かれた説明も読むようになり自信が付き、もうちょっと言い回しなどを理解したいと考えるようです。英語会話についてはその延長線上だと思いますが、会話にも触れていきたいと思うようです。

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