
今回はプリント基板ではなく、手作業で配線しながら組み上げる形での試作です。
そのため、裏面の配線は少しごちゃごちゃしています。きれいな完成品というよりは、「まずは動くものを作ってみる」段階の作品です。

プログラムはArduino IDEから書き込んでいます。
Arduino IDEは、マイコンにプログラムを書き込むためによく使われている開発環境です。画面上でプログラムを作り、USBで接続したボードに書き込むことで、LEDを光らせたり、ボタンの入力を受け取ったり、画面に表示したりすることができます。
「マイコン」と聞くと少し難しそうに感じるかもしれませんが、Arduino IDEを使うと、パソコンでプログラムを書いて、実際の部品を動かす流れが見えやすくなります。
プログラムを書き換えると、画面の表示やボタンの反応が変わるので、試しながら作っていく楽しさがあります。
部品を一つずつつなぎ、画面を表示させ、ボタンで操作できるようにしていくと、だんだんゲーム機らしい形になっていきます。
小さな画面の中で実際に動く様子を見ると、思っていた以上に「それっぽい」雰囲気が出てきました。
電子工作の面白いところは、頭の中で考えていたものが、少しずつ目に見える形になっていくところです。
配線を間違えたり、思ったように表示されなかったり、ボタンの反応を調整したりと、試作の途中には細かな確認がたくさんあります。
一度でうまくいくことばかりではありませんが、原因を探して直していく作業も含めて、ものづくりの楽しさがあります。
画面が表示されたとき、ボタンを押して反応したとき、プログラムを変えて動きが変わったときには、小さな達成感があります。
今回はミニゲーム機として形にしましたが、ここからさらに考えられることもいろいろあります。
配線をもう少し整理する、ケースを作る、ボタンの配置を工夫する、画面表示を見やすくする、ゲームの内容を増やすなど、試作をもとに次の改良へつなげることができます。
プリント基板ではないため見た目はまだ試作感がありますが、逆に中の仕組みが見えやすく、どの部品がどのように動いているのかを確認しやすい面もあります。
こうした試作は、電子部品やマイコン、プログラミングを学ぶきっかけとしても面白いものです。
「作ってみたい」と思ったものを、まず小さく形にしてみる。
そして、動かしながら直していく。
この積み重ねが、ものつくり活動の楽しさにつながっていくのだと思います。
今後の活動でも、電子工作やマイコンを使った制作に広げていけたらと思います。
※使用しているESP32-C3ボードは技適マークがないため、日本国内では無線機能の扱いに注意が必要です。


