【発達障害でも行ける高校】を探している方へ

発達障害でも行ける高校

「発達障害でも行ける高校はあるのだろうか」と考えながら、進学先を探している方は少なくありません。サイトの検索クエリを見ていても、この言葉で調べている方が一定数いることが分かります。

つくば高等学院としてお伝えしたいのは、発達障害だから無理、と最初から考えすぎなくてよいということです。大切なのは、診断名だけで決めることではなく、本人に合う通い方や学び方ができるかどうかです。

私は特別支援学校教諭の免許を取得する前から、学び方や通い方に配慮が必要な生徒のことを見てきました。その立場から見ても、高校選びでは「入れるかどうか」だけでなく、続けやすい形を組めるかを見ることが大切だと感じています。

発達障害でも行ける高校はある?

あります。 ただし、誰にでも同じ形で合うわけではありません。

高校を選ぶときに大切なのは、「発達障害があるかないか」だけで見ることではなく、本人の特性や今の状態に合わせて、通学のペース、学習量、周囲の支え方を考えられるかどうかです。

「毎日通えるか不安」「集団が苦手」「勉強への苦手意識が強い」といった悩みがあっても、やり方を工夫することで続けやすくなることがあります。高校選びでは、学校名やイメージだけでなく、そうした相談ができるかどうかも見ておきたいところです。

「発達障害でも」と遠慮しすぎなくて大丈夫です

進学の相談で、「発達障害があるのですが大丈夫でしょうか」と言われることがあります。その言葉の背景には、これまでに学校生活や学習の場でつらい思いをしてきた経験があることも少なくありません。

実際に、過去に別の場で相談や面談を断られた経験があり、「うちの子は難しいのでは」と感じていたご家庭もありました。そうした経験があると、進路選びの段階で遠慮してしまうのも無理はありません。

ただ、本来は最初から可能性を狭めすぎる必要はありません。やってみたうえで分かること、続けながら見えてくることもあります。最初に必要なのは、「できるか、できないか」を急いで決めることより、どうすれば続けやすいかを一緒に考えることだと思います。

高校選びで見ておきたいのは通い方と学び方です

高校生活は、入学できるかどうかだけで終わりではありません。続けられるか、学びを積み重ねられるか、その先の進路につながるかが大切です。

たとえば、毎日通うことを前提にしない、通う時間を短くする、学習量を調整する、卒業までの進め方を相談するなど、考えられることはいくつかあります。

つくば高等学院では、通信制高校で学ぶ生徒の学習支援を行っています。レポートの進め方、提出物の管理、通学ペース、卒業までの見通し、進路のことなどを、今の状況に合わせて相談しながら進めています。

「最初からフルで通うのは難しい」「人の多い場所では疲れやすい」「学習の遅れが気になる」といった場合でも、今の状態からどう組み立てるかを考えていけるほうが現実的です。

また、WISCなどの検査結果や、これまで受けてきた支援の内容が参考になることもあります。ただし、診断名や数値だけで進路が決まるわけではなく、実際の様子を見ながら考えていくことが大切です。

発達障害があるからこそ、ITやPCが力になることもあります

勉強そのものには苦手意識があっても、PCや機械には興味を持てる生徒はいます。そうした入り口があると、学びに向かうきっかけになることがあります。

現代の中高生はスマートフォンやアプリには慣れていても、文章作成や表計算、タイピングなど、学校や仕事で使うPCの基本にはあまり触れていないこともあります。けれど、実際にやってみると、発達障害の有無にかかわらず、すんなり身につく生徒も少なくありません。

つくば高等学院でも、普段の学習のなかでPCを使う場面があります。文章作成、表計算、提出物の整理、調べ学習など、一般的なICTの使い方に触れる機会があります。

また、興味のある生徒は、ワープロや表計算の検定、プログラミング、PCまわりの活動に取り組むこともあります。こうした経験が、「自分にもできることがある」という実感につながることがあります。

もちろん、全員にITが合うとは限りません。大切なのは、「発達障害だからこれ」と決めつけることではなく、本人に合う入り口を見つけることです。

学びたければ大学やその先にもつながります

高校選びでは、「入れるかどうか」だけでなく、その先にどんな進路が見えてくるかも大切です。大学、専門学校、就職など、卒業後の選択肢につながるかどうかも見ておきたいところです。

つくば高等学院でも、発達障害のある生徒が進学や就職へ進んでいます。全日制の大学へ進んだ生徒もいれば、通信制大学や専門学校を選んだ生徒もいます。自分の特性を理解しながら学びを積み重ねた生徒の例もあります。

ある卒業生は、入学前には「本当に勉強ができない」と心配されていましたが、在学中に少しずつ学力とIT技能を身につけ、その後は大学へ進みました。高校生活のなかで自分のやり方を見つけられると、その先の選択肢が広がることがあります。

まとめ

「発達障害でも行ける高校はあるのだろうか」と不安になることはあると思います。けれど、最初から進路の幅を狭めすぎる必要はありません。

大切なのは、本人に合う通い方や学び方ができるかどうかです。毎日通う形だけが正解ではなく、通学日数や学習量、支え方を調整しながら続けられる形を探していくことが、高校卒業やその先の進路につながることがあります。

つくば高等学院は、通信制高校で学ぶ生徒の学習支援を行っています。高校選びや通い方で迷っているときは、選択肢の一つとしてご相談ください。

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高校の通い方や学習の進め方を、今の状況に合わせて考えたい方は、通信制高校サポート校の案内もご覧ください。

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※ 学び方や通い方は本人の状況によって異なります。診断や医療的な判断については、必要に応じて専門機関にもご相談ください。