グラフやピボットテーブルで眺めるオープンデータ
エクセル初心者の生徒とつくば市のオープンデータを眺めてみました。
オープンデータは自分で入力しなくても、役に立つ情報がこれでもかと載っているのでエクセル初心者ならぜひ練習がてら遊んでもらいたいデータです。
データはいろんなところにありますが、今回はつくば市のHPにある「推奨データセット 令和2年度(2020年)地域・年齢別人口」を使ってみました。
棒グラフで直感的にとらえる
まずはどこ地域の人口が多いのか、直感的にとらえらるように棒グラフを出してみました。
やり方はエクセルのセルを範囲指定してグラフのアイコンをぽちっとな。それだけです。
降順でソートするとまた違った見え方で魅力的です。
人がほとんどいない地域があったり、人口は多くても人口密度は低そうな地域があったり全然知らない地域があったり、データで見るつくば市が意外と面白いことが発覚しました。
統計には茗溪学園の寮の生徒さんも含まれているので、寮の生徒さんたちはおそらく住民票をつくば市に移しているんだろう、なんて、推測もしました。
何人かのツクガクの生徒や私はwebプログラミングをしているのでデータベースをよく使いますが、あらためてエクセルの強さを実感します。データを開いてあとはほぼクリックするだけで、こんなグラフが簡単にできてしまいます。さらに用途に合わせていろんな種類のグラフが作れる魅力があります。
もちろん、エクセルには機能な豊富がありツクガクでは、多くの生徒が表計算検定を受験することもあるのでいろんな機能を使います。
機能ではグラフやソートはもちろん、数値にコンマをいれたり、条件付き書式を使ってみたり、関数ではif、sum、sumif、count、vlookup、counta、rank、roundなど。。検定試験だけでなく、こういったデータを見るときにとても役に立ちますね。
ピボットテーブル
でもやっぱり、知られているようで案外知られていないピボットテーブルは数値を分析するときに圧倒的な威力を発揮しますね。画面は難しそうなんですが、集計、並べ替えするときには自動的にいい感じに成形してくれるので使わない手はありません。
通常だとおそらくシートの列を削除したり、ややこしいことをするのだと思いますが、ピボットテーブルのチェックボックスをクリックしたり、ちょっとした操作をするだけで簡単にきれいに成形されてしまいます。
ピボットテーブルが生徒の新たな扉を開いた
生徒と一緒にやってみて面白かったのは年齢別の人口データも出ていて、ここら辺は塾を作ったら良さそうだとか、飲食店はこの辺がいい、病院はこの辺がいいとか想像することができた点です。
自分ならこんなお店を作りたいみたいなことは想像しやすいと思いますが、ここはこの年齢の人口が多いから、こんなお店がいいなんてことは、あんまり高校生くらいでは想像はしなさそうですよね。
単に興味本位で開いたデータで生徒の普段開けないような扉を開けてしまうオープンデータ恐るべしと思いました(笑)
初心者の方でどうやってエクセルの技能を身に着けたらよいか悩んでいる方には、こうした実践を踏まえたような遊び方をたくさんして技能を身に着けてもらえると楽しいと思います。
エクセルはとても賢い
もっとも私は。。エクセルを初めて使った20数年前、エクセルが分からな過ぎてマクロを書いてソートをするというとてもアホなことをしていました(笑)
エクセルはとても賢くていろんな機能や関数を持っています。やりたいことは大抵できますのでググって学んでいくだけでも相当な使い手になれると思いますよ😊
オープンデータを楽しもう!
ツクガクはつくば市にあって生徒も市内の生徒なのでつくば市のホームページにある簡単に活用できそうなオープンデータを探しましたが、全国にはいろいろなデータがオープンデータとして公表されています。
ぜひ皆さんもお住まいの地域のオープンデータを探して新たな発見や想像をして楽しんでください。
さて、皆さんの地域にはどんなオープンデータがあるでしょう?
”○○市 オープンデータ”など検索するとオープンデータが見つかると思います。
面白いものがあったら教えてくださいね!