去年、一昨年とアットマーク国際高校のスクーリングは教室での代替スクーリングでしたが、今年は久々の石川県白山市の白山青年の家でのスクーリングに行ってきました。
10月25~28日の間、三泊四日、あっという間の出来事です。
通信制高校はスクーリングは絶対ですからね。
いつもなら、東京駅から新幹線で金沢駅を目指すのですが、今回は諸事情により羽田空港から小松空港を目指し飛行機で行くことになりました。では4日間、ダイジェスト版でお送りいたします。
シュラフで前泊組
朝、めちゃくちゃ早い時間に出発することになったので、朝弱い生徒は教室にお泊りしましょうということになりました。シュラフもってきて前泊組ですね。
お泊りしたらこうなるわな~。マリオカートしてしまいまいたね。1階の壁が大きいので300インチくらいあったんじゃないかと思います。すごい迫力でした。
先生のいびきで寝れなかったと言っている生徒がいたのですが、先生も生徒のいびきで寝れませんでしたからね(w
まだ外は暗いけど、さぁ、出発だ!
飛行機で移動
早朝、教室から歩いて、つくばセンターのバスターミナルへ向かい、そこから羽田空港直通バスで空港に。飛行機は初めてという生徒も多く、荷物を預けて搭乗手続きをするなど最初からドキドキの連続でした。こういう風に書くと、ビビっちゃいますが、ちゃんと先生方や旅行会社の人もサポートしてくれるのでご心配なく。
機体はANA、私はアメトーーク!をみながら空たびを過ごしました。
眠れなかった生徒も昨夜のマリオカートもあって、機内ではよく眠れたようですw
開講式
さて、白山青年の家に到着、早速、開講式です。
参加は我々つくばの民と土浦の民。もっと全国の生徒と絡みたいよ!(w
と思いましたが、これはこれでね。よいものです。
コロナの関係もあって、学校側が人数調整したらこうなったみたいですね。
郷土料理
2日目からは本格始動。今日は化石発掘体験です。その前に腹ごしらえ。
「一里野高原ホテル ろあんに」て、なんだこれ。めちゃうまいぞ!!
お蕎麦食べたいよな~と思ってたところにお蕎麦と、時間がたてばたつほどおいしくなるおあげさんのすき焼き風のや~つ。うまいもんばっかり!
普段、笑うことのない、この男の笑顔と食いっぷり。いや、笑います。とてもいい子です(w
化石発掘体験
さて、腹ごしらえもできたところで化石発掘体験。白山恐竜パーク白峰にて。
内容としては理科の分野ですね。地学だったり、科学と人間生活。
ハンマーが振り下ろされる。化石の入った石の上に。
ときどき、パッカーンと割れて、なんじゃこりゃと模様が出てきて施設の方に見せると「うん、これはただの油の跡ですね」と、言われるのが大半。
しかし、ときどき、「これ、葉っぱだね」とガチの化石をみつけちゃう生徒もいました。
今、スマホゲームなどのガチャってありますけど、とても原始的なガチャ体験でした。
遊んでいるように感じるし、見えるし、私の書き方もあるのですが(w
この体験て化石を探す体験そのものでガチャをやっているように見えて、「なんだこれ、化石ってこういう風に探すんだ」「これが何万年も前のものなんだ」っていう気持ちになるんですよね。難しい言葉を詰め込むことも大切ですが、体験として思い出として楽しかったことが勉強になっているって、勉強としては理想的かなと思います。
キンボール
3日目の体育でキンボールをしました。
私は全然知らなかったのですが、小学校時代に経験していた子もいるみたいです。体育が苦手な生徒もいて、ビビりまくっていましたが、そんなに激しいスポーツでもないので、運動能力に差も少なくみんなが楽しめるスポーツでした。
今後、教室のほうでも取り入れたいなと思いました。洞峰公園の体育館でもできそうです。
青春があった
ちょっとお知らせがあって生徒の宿泊部屋に行ってみたところ、とんでもなく青春な雰囲気でした。たぶん、ゲームの話で盛り上がっていたんだと思います。
子のスクーリングはゲームを持っていって良かったのですが、おうちの方の方針で持ってこなかったようです。
そのかいあって、打ち解け合って語り合うようなタイプの子たちではなかったのですが、気が合あったようでこうやって話し込んでいました。
「我、終生の友を得たり!」そんなシーンを見たような気がしました。
花の慶次でごめんなさい。
最終日
あっという間に最終日4日目です。
授業がない生徒も多くゆっくり休めたと思います。閉校式が終わって、再び、飛行機に乗っての帰路です。
富士山も見えて、天気の巫女でもいそうな勢いの雲海ですが、天気の巫女はもっと上の方ですかね。
けっこうみんな疲れてぐったりでしたが、JALだったのでコンソメスープを貰うまでは寝るわけにもいかず頑張っておきていました。スーパーに売ってるんですけどね。
そしてまた再び、バスでつくばセンターへ。通常1時間半くらいでつくところが、何かの影響で大渋滞があって3時間くらいかかりましたが、みんな爆睡していたので無問題。
食べ物がおいしいことは大切
行く前は嫌がっている生徒もいましたが、2日目には全員にっこり。先生方の努力もありましたが、白山青年の家のご飯がおいしかったのも一因だったと思います。
以前に比べ、青年の家の食事がとてもバランスがよく美味しくなっていて、毎晩、夕食で疲れがぶっ飛ぶ感じがしました。食べる、おいしく感じるってとても大事なことであることを実感しました。
この4日間、普段、教室ではできない体験がたくさんできて、充実したスクーリングとなりました。
なにより、一番驚いたのは全然話さなかった生徒が、堰を切ったように話すようになったことです。帰ってからの変化に、ご家族も驚かれていることと思います。
また来年もよろしくお願いします。