算数障がい(ディスカリキュア)ってなに?
知的能力とは無関係に、数学的概念や基本的な計算スキルの習得に困難を伴う発達障害です。この障害を持つ人は、数の理解、計算、数学的問題解決、記憶などの面で障害を抱え、日常生活や学習に影響を受けることがあります。
個々の症状は異なり、適切な診断と支援によって学習能力を向上させることが可能で、以下のような症状が知られています。
- 数の概念の理解困難
- 数の大きさや順序、数値の意味を理解するのが難しい。
- 基本的な計算の困難
- 足し算、引き算などの単純な計算ができない、または苦手。
- 数学的問題解決の困難
- 数学的思考や複雑な計算が困難。
- 数学的な情報の記憶問題
- 乗算表や公式などを覚えるのが難しい。
- 日常生活での数学の使用困難
- お金の計算や時間の管理など日常生活における数学の応用が困難。
- 空間的な理解の困難
- 図形の理解や空間的な関係の把握が難しい。
- 方向感覚の問題
- 地図の読解困難や方向を間違えやすい。
- 時間概念の理解の困難
- 時計の読み方や時間管理のスキルに問題がある。
- 数学用語の理解困難
- 数学に関連する言葉や用語を理解するのが難しい。
上記に該当するような生徒は過去にも、現在にも在籍しています。
そんな生徒たちも自分のペースでITスキルの向上を目指しています。
ITスキルの習得は難しいですか?
3DCGが得意だったり、動画の編集が上手だったり様々です。Excelなどの表計算検定ではあまり影響もなく、合格証を手にしています。
プログラミングは難しいですか?
スクラッチのようなビジュアル言語を通して視覚的に学びプログラミングにができるようになる生徒もいます。本人の肉体的、精神的な成長の影響もあると思います。
プログラミングを通して何度も繰り返して学んでいくうちに、プログラムが書けるようになる生徒もいます。
数学や理科のレポートは解けますか?
強いこだわりさえ持たなければ、つくば高等学院のサポートで問題を解き単位習得し、高校を卒業することは可能です。
数学を楽しめるようになりますか?
堅苦しく勉強ととらえず、ゲーム感覚でやっていくうちに集中力もつき、できる問題も増えていきます。楽しむことが最も重要ですね。