通信制高校で意外と差が出るのが、スクーリング(面接指導)の形式です。
「近いほうが楽」「宿泊は大変」と決めつけると外しやすく、実際は 距離より“自分が崩れにくい形”かどうかが重要になります。
この記事では、スクーリングを 通学型/集中型/合宿型の3つに分けて、「つまずきやすい所」と「合う人」を整理します。
先に結論:スクーリングは“相性”で決まります
スクーリングでつまずくときは、学力というよりは、
- 予定を合わせられない
- 体調・生活リズムが崩れる
- 環境の変化が負担になる
- その結果、欠席が出てしまう
この流れが多いです。
だからこそ「移動が短いか」より、欠席が出にくい設計を選ぶのが現実的です。
1)通学型(分散して通う)
合う人
- 大きな環境変化が苦手
- 一気に詰めると崩れやすい
- こまめに行くほうが安定する
つまずきやすい所
- 回数が増えるほど、予定管理が必要
- 1回の欠席が「次も休みやすい」に繋がることがある
向いている使い方
- 「週の中で固定の曜日」が作れるなら強いです。
- 学習も生活も、少しずつ整えたいタイプ向け。
2)集中型(数日×複数回)
合う人
- 普段はだらけやすいが、イベント化すると動ける
- まとまった期間なら切り替えられる
- “短期で区切る”ほうが気が楽
つまずきやすい所
- その期間に体調を合わせる必要がある
- 直前に崩れるとダメージが大きい(振替が簡単とは限らない)
向いている使い方
- 「その週だけは予定を空ける」と決められる人。
- 学習も短期集中のほうが進むタイプ向け。
3)合宿型(宿泊・短期集中)
合う人
- 家だと夜型になりやすい
- 予定が固定されると強い
- 「行ってしまえば出席が安定しやすい」タイプ
つまずきやすい所
- 宿泊そのものがストレスになる人もいる
- 費用、環境の変化、同室などの負担が出る場合がある
向いている使い方
- 生活リズムをいったんリセットしたい人。
- 「家だと止まる」タイプにはハマることがあります。
自分に合う形式を選ぶ3つの質問
質問1:欠席が出やすいのはどの状況ですか?
- 朝が弱い → 通学型より、集中・合宿で“固定”の方が合う人もいます
- 予定を忘れる → 回数が少ない形式が楽なことがあります
- 環境変化で疲れる → 通学型が安全なことが多いです
質問2:「予定を合わせる」より「その場に入る」ほうが得意ですか?
- 合わせるのが得意 → 通学型が向きやすい
- 入ってしまえば強い → 合宿型が向きやすい
質問3:体調・睡眠が崩れたときに立て直せますか?
- 立て直しに時間がかかる → 通学型で無理をしないほうが安全
- 短期で切り替えられる → 集中・合宿が向く可能性
最後に:学校ごとに運用は違うので、ここだけ確認
同じ「通学」「集中」「合宿」でも、学校によって運用は変わります。
入学前に、次の3点は確認しておくと安心です。
- 年間のスクーリング回数と時期
- 欠席した場合の扱い(補講・振替の考え方)
- 特別活動の扱い(参加方法や案内の出方)
まとめ
スクーリングは「どれが楽か」ではなく、自分が崩れにくい形式はどれかで選ぶのがコツです。
- 変化が苦手・こまめに安定 → 通学型
- イベント化すると動ける → 集中型
- 入ってしまえば強い・生活を整えたい → 合宿型
「自分に合う形」を最初に選べると、スクーリングでつまずく確率はかなり下がります。



