聞きなれない「ライデン瓶」という言葉。実は、18世紀にオランダのライデン大学で発明された初期のコンデンサーで、電気を蓄えることができる瓶なのです。
ライデン瓶を手作りしてみた
作り方は意外と簡単。
プラスチックのコップを2つ用意し、それぞれの外側にアルミホイルを巻き付けます。

細長く切ったアルミホイルを2つのコップの間に差し込み、耳のように外に出し重ねます。

ホームセンターで売っている塩ビパイプをティッシュでこすって静電気を発生させます。

この塩ビパイプをアルミホイルの耳の近くに何度か近づけると、ライデン瓶に電気が蓄えられていきます。

いざ、放電!
いよいよ実験です。
1人がライデン瓶を手に持ち、もう1人と手をつなぎます。
その状態で、ライデン瓶を持っていない方が「耳」に触れると……

バチッ! ビリビリッ!
予想以上の衝撃に、生徒は思わず声を上げて驚いていました。
じめじめとした夏に、静電気でコンビニのドアすら怖くなるあの感覚。まさに“被雷”した瞬間でした。
実験を経て
今日は夕方から雷が鳴っていました。雷の仕組みが分かったのもあり、ゴロゴロしてるなやばいな早く帰らないとという会話ではなく、なんだか、仕組みを思い返して復習しているように見えました。
昔ながらの道具を手作りして電気の力を体感する。そんな経験ができたことは、とても大きな学びになったよね?