通信制高校とは

通信制高校の仕組みを理解していないと、通信制高校への入学後まぁまぁ苦労するので仕組みから解説します。

いつもなら説明会できっちり説明するのですが、このコロナ禍で説明会に参加することを躊躇される方もいると思いますので、この場で公開します。

通信制高校って高校卒業資格が取れるの?

通信制高校で高卒資格が取得できるかどうか、まず、みなさんが一番気になるところだと思います。

もちろん、高卒資格は取れます。つくば高等学院は連携校アットマーク国際高等学校のつくば学習センターになっています。つくば高等学院に通学して連携校のレポートや成果物などに取り組みます。

通常ですと石川県白山市のスクーリング会場に毎年1回ほぼ修学旅行のような感覚で行くですが、2020年度においては学習センターとして、コロナ禍ということもありスクーリング会場になりました。

通信制高校で高卒資格を得るためにやるべきこと

通信制高校でやるべきことは74単位以上の単位修得と高等学校への3年以上の在籍、30時間以上の特別活動の参加です。

皆さんが単位習得のために意識的して日々やるべきことは以下のとおりです。

  • レポート(添削課題)
  • テスト(成果物含む)
  • スクーリングの参加
    • ネット授業の視聴

この3つだけです。

特別活動はスクーリングでも基本的なことは満たされます。通学生ならつくば高等学院に日々通っていれば行事に参加することで要件が満たされ、進路選択に必要となる調査書や指導要録の活動記録を書く欄も充実します。

通信制高校の単位の仕組み

レポート

レポートは添削課題で簡単に言えば学習の確認プリントです。

各教科ごとに単位数に応じて課題の数が決められていて、テストではないので先生や友達に相談したり教科書や参考書を見て解いても問題ありません。

全科目合わせて25単位履修すると年間に70~80枚くらいになります。1日1~2枚のペースで進めれば余裕です。3~4枚進めればプログラミングなどITに費やす時間を増やすことができます。

赤点を取っても期限内に修正すればOKなので、まじめにやっている人なら勉強が苦手でもあきらめなければ十分クリアできます。

テスト(成果物)

テストは正式には単位認定試験と呼ばれています。全日制高校で言うところの中間テスト、期末テスト、学年末テストといったところです。ほとんどの通信制高校では科目や単位数に応じて年1~2回です。

つくば高等学院の連携校はテストのほかに成果物があり、テストは受けなければなりませんが、テストが苦手でも成果物の提出が成績に加味されるので、テストが苦手な人でもある程度の成績を収めることができます。

情報の成果物

成果物の作成としてつくば高等学院ではワープロ検定や表計算検定などの検定試験プログラミングやwebサーバの構築などITに関連する内容、つくば市内の博物館などの見学、農作業等を実施しています。

スクーリング(面接指導)

スクーリングは正式には面接指導と呼ばれています。つくば高等学院の生徒は連携校であるアットマーク国際高等学校集中スクーリングに年1回参加します。3泊4日程で石川県白山市の白山青年の家で行われ授業を受けます。科目によって実験や実習をする授業もあり、あっというの3泊4日です。

他の通信制高校でありがちなのですが、どの授業に出ていいかわからないとか、日程を間違えた、違う授業に出てしまったとか聞くことがありますが、アットマーク国際高校の場合、青年の家についてしまえば、日程は間違いようがありませんし、そんなに広くもなく先生方が廊下や談話室に誰かしらがいつもいるので心配はなくなります。

青年の家なので8人部屋が基本ですが、そういうところが苦手な人はホテルを利用することも可能です。ホテルにもスクーリング担当の先生方が宿泊するので、遠い地で一人になるのではないかという心配ありません。

ちなみに、青年の家の宿泊費や東京駅からの新幹線代、実習費用などはスクーリングの費用として年4~5万円程度になりますが、現在、コロナ禍で長距離の移動はあまり良しとされないのもあり、令和2年度については例外的につくば高等学院の生徒についてはいつもの教室でスクーリングが実施されました。

インターネット授業

インターネット授業はスクーリングの一部、本来、スクーリングは履修する科目にもよりますが、全部受け終わるまでに10日以上はかかります。

アットマーク国際高校のスクーリングが3泊4日で完結するのはインターネット授業があるからです。

インターネット授業はスマホやPCで視聴することができ、つくば高等学院の生徒は教室で視聴します。視聴後は感想を書いて送らなければ視聴が認められませんが、教室では書き方のサポートなどもしています。

通信制高校で単位を落としたら卒業が遅れる?

全日制高校で1科目でも成績表に1がついて単位を落とせば、留年(原級留置)が決定し来年から1つ下の学年の後輩と机を並べることになり、当然、卒業が1年遅れます。

通信制高校では通信制・単位制の課程を取っており、3年間で卒業したいと考える人が、万が一、数単位落としても翌年に取り直して、数単位であれば卒業が遅れることはありません。3年目は落としたら卒業できませんが、1年目ならちょっと多く落としても大丈夫。2年目なら少し落としても卒業は遅れません。

少し落としても3年間で74単位とれば卒業できる。

落とした分の費用は新たに履修登録料としてかかりますが、全日制高校で1年分の学費が丸々かかることを考えたら微々たるものだと思います。

この図のは国語総合4単位を落としたことをメインにしており、必修科目なので必ず取らなければいけないのですが、もし、2年目に古典などを取ってどうしても翌年に取り直せなさそうなときは、別の科目を取ってその分の単位を補うこともできます。

ちなみにツクガクには小中学校であまり勉強していなかったので、4年以上かけて卒業したいとあらかじめ相談をいただくケースもあり、計画的に4年間かけて卒業するケースがあります。これは計画を遂行しているだけなので卒業が遅れているとは言えません。

能力に応じて等しく教育を受ける権利があるのであって、18歳になったら高校を卒業することだけが全てではないと考えております。

通信制高校は科目が選べる

全日制高校では選択科目を除けばあり得ないことで、通信制高校は単位制を取っているので、必修科目さえとれば、あとは自分が学びたい科目を履修することができます。

履修相談

通信制高校は自分が学びたい科目、好きな科目を履修できるといっても何をどうすればいいのかわからない人がほとんど。

心配はいりません。先生と相談しながら履修科目を決める履修相談という機会が設けられています。新入生なら3月、転入生なら合格が決まった直後に必ず行われます。

例えば数学という教科、数学Iのみが必修であるため、数学IIや数学A・Bは合えて履修しなくても構いません。とにかく卒業するまでに74単位を修得すればよいというわけです。逆に数学が得意でしっかり学びたいと考える人は数学I・II・IIIと数学A・B・C全部履修することもあります。

そのため、得な科目をより多く、苦手な科目は減らすことができるのでより単位修得がしやすいといえます。

自分で履修科目を選べるのは大学と同じですね。でも、大学だと学生が自分で履修科目を決めて期限までに提出しないとならないため、まれに履修漏れがあります。

履修科目については各生徒との履修相談を行いツクガクが確認するので、履修漏れは発生したことがありません。

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