不登校の生徒の受け入れと対応

つくば高等学院は中高生の居場所として、茨城県内はもちろん、プログラミングやITを楽しむことのできる通信制高校サポート校やフリースクールは珍しいこともあり、県外からも生徒が通学しています。

通信制高校と不登校

通信制高校サポート校として、茨城県内外で不登校経験を持つ子供たちをつくば高等学院では受け入れています。

通学可能であれば教室に通って学習することができます。全日制高校と違ってつくば高等学院は通信制高校のキャンパスの機能を持っていますので、毎日通う必要はなく自分のペースで学習が進められます。通信制高校のレポートを使った学習やコンピュータ技術に興味のある生徒であればITを使った学習方法、プログラミングと相性のいい場合もあります。

既に中学までに、不登校だった生徒も生徒を受け入れ、ほぼ毎日登校している事実や卒業後の進路決定の実績もあります。

小中学校では毎日通えなかった生徒も在籍

つくば高等学院には週4日、週2日、週1日と3つのコースがあります。

さらにその中で午前中だけ通う、午後だけ、夕方だけなど時間も自由に決めることができます。もちろん、朝から夕方まで学習している生徒もいます。

そのため、中学校までは毎日通うことのできなかった生徒も、自分のペースで通学し日々目標をもって学習しています。ITを通して学ぶことにやりがいを感じ、プログラミングや検定試験に挑戦することで努力の大切さを知り、毎日通えるようになる生徒もいます。

提携校通信制高校はレポートなどの提出物が必ずしも手書きである必要はなく、ワープロソフトなどで、電子的な提出が可能です。

これによって、通学できなかった日は自宅で学習し、リモートで画面共有を行いネットで学習をサポートするスタイルをとることもあります。

そのため生徒は茨城県内やつくば市内でない遠い地域に住んでいても学習が可能です。

自宅での学習についてはITのことはもちろん、ネット授業、レポートで分からないことはつくば高等学院でサポートしますし、提携通信制高校の協力も得られるので生徒一人に対して複数人で安心です。

ネット依存につて

不登校の要因としてネット依存等絡むことがあります。医療機関ではないため治療はできませんが、自分の状況を知り、デジタルデトックスなどの予防方法を知ることで、ネット依存にならないように気を付けることは重要だと考えております。

詳しくは下記もご覧いただければ幸いです。

一日教室にいることが難しい生徒への対応

特に決められた時間割があるわけでもなく、生徒は自分のペースで通うことができます。

週4日、朝から夕方まで学習する生徒もいれば、午前中だけ、午後だけ、登校できる時間に数時間滞在し学習する生徒もいます。学習量で言えば一日中学習する生徒と午前中だけの生徒を比べるとITの学習時間は一日中滞在する生徒にはかないませんが、他者と比べず自分のペースで学習することで落ち着きを持ち自宅でも学習し、帰宅後にネットを通して学習の質問をする生徒もいます。

理解していただきたいデメリット

学力にもよりますが、週2日程度、1日2~3時間程度滞在するとレポートや提出物は期限内に提出は可能です。

週1日程度では提出物が通学時間に終わらない生徒のほうが多いです。そんな場合は自宅で努力していただく必要があります。

また、他の生徒と交流したり、週2日2~3時間、週1日コースでは、IT技能を高めるといった点では難しくなります。交流を嫌がる生徒がいることも事実ですが、他の生徒と関わることは社会性を養う上では重要と考えており、可能な限り長く教室で学習することを勧めています。

保護者の方へ

保護者の皆様にはなるべく詳しく家での状況や学校での様子をお教えいただけると、在籍中の学習がスムーズに進むと考えております。

全員、同じような進度で学習が進むことはありませんが、無理しすぎないよう方向付けをしていきますので、ご協力いただけますようお願いしております。できる範囲にはなりますが、ちょっとそれは難しいだろうと思うことでも、ご相談ください。

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