表計算検定の練習をしている生徒がABCの連続入力に苦戦。
実はexcelにはBASICのCHR$()みたいに使えるCHARという関数がございまして、こちらを使うとABCなど、順番に連続入力するような場面でエクセルの本領を発揮します。
![char()関数でアルファベットの連続入力は簡単。](https://tsukugaku.com/wp/wp/wp-content/uploads/2021/09/image-6.png)
実際に商品AとかBと名前が付くケースは少ないのですが、少なからずこういった場面は必要なので、規則性のある場面ではCHAR()関数を思い出せるといいですね。
CHAR()の使い方
=CARH(数値)
数値には文字コードが入ります。
Aは65、Bは66と数値に対応した文字が表示されます。
![CHAR関数による文字コード表](https://tsukugaku.com/wp/wp/wp-content/uploads/2021/09/image-7.png)
65からがアルファベットの大文字なので、A列の101~109のコードから36を引いてアルファベットのA~Iを生成します。
![コードを活用](https://tsukugaku.com/wp/wp/wp-content/uploads/2021/09/image-8.png)
![コードを文字コードに対応させる。](https://tsukugaku.com/wp/wp/wp-content/uploads/2021/09/image-9.png)
A1に101が入っているので、36を引くと65。A2に102が入っているので、36を引くと66となって、Aから順番にアルファベットを生成できます。
![CHAR関数で数字を文字列に変換](https://tsukugaku.com/wp/wp/wp-content/uploads/2021/09/image-10.png)
具体的には、
=CHAR(A1-36)
のようにしてあげると、Aに対応した65という数字が生成でき、CHAR関数を使うとアルファベットになる。
あとはドラッグすればアルファベットの連続入力は出来上がり。
商品も入れたいですよね。
="商品"&CHAR(A1-36)
![](https://tsukugaku.com/wp/wp/wp-content/uploads/2021/09/image-11.png)
商品をダブルクォーテーションで囲って、”&”をつけて、そのあとにCHAR関数をつけてあげれば、商品A,商品B ,商品C ・・・と並べることができます。
説明は長いのですが、やってみるとあっさりできるのでぜひやってみてください。
とにかく規則性のあるものに対しては、手を抜く方法を考えることが重要です。