発達障がいの生徒も中学受験の算数にチャレンジ

最近、ツクガクでは中学受験の算数で遊ぶことがあります。

だれかが、ホワイトボードにネットで見つけた問題を書いて、それをみんなで解き合うという感じです。難しいんですよ、確かに(w

でも、けっこう、1つか2つポイントを見つけると解けてしまう問題も多くて、数学や算数に苦手意識を持っている生徒でも、いつのまにか参加して楽しんでいたり、あっとおどろくような解き方をしてくることがあります。

うそでしょ?と思われるかもしれませんが、難問てけっこうパズルみたいで面白いんですよ(w

さて、次の三角形の面積、どう導き出しますか?

これは2013年の広島城北中学校の問題です。

大人でもさらっと解けない人もいるのではないでしょうか?

高校生とは言え中学時代は発達障害で特別支援クラスで授業を受けていたり、不登校で学校に行っていなくて一般受験とも縁遠い生徒達がこれを解いてしまうってすごくないですか?

もちろん、中学受験を経験した生徒たちはサラッと解いていきますよ(笑)

「どうなってんの、ツクガク?」と思われるでしょう。どうなってんでしょうね😅

中学受験した子も、特別支援を受けていた子も、不登校の子も混在して勉強で遊んでます😊

みなさんどうですか、この問題?

そりゃ、正弦定理を使ったら高校生だったらあっさりですよ。数学Iを履修した生徒からもその案は出ました。

でも、これ、中学受験なんで中学校や高校で習う知識は使えないので、三平方の定理や三角比やらを持ち出すのは禁止です。この条件の縛りがきついんですよね~

私より生徒のほうが早く解いていました。生徒のほうが早く閃いて解いてしまうんですよ😊

でも、私も解けるまで諦めなかった!!(w

とはいえね、ここでは、答えを出したり、解説すつもりはありません。みなさんも楽しみたいでしょう?ぜひ、まだ解けていない方も時間をかけてじっくり考えてみてください。

時間さえかければ、なんとかなるでしょう(笑)

やるべきことは、自分が何が分からないから分からないのかを考えることです。

私も生徒たちといろんな問題を解いていて、この問題以外もだいたいは生徒のほうが早く解くんです。

中学受験の経験のある子なんかは、ときにはボランティアできてくださっている大学の数学科の教授よりも早く解いてしまうこともあります。球児ではないですが日々下剋上してます。

特別支援クラスだったから、不登校だったからというのは関係なく楽しめるのが最高ですね。

やっていることはすごいのですが、なんだか、一緒になって遊んでいるだけなんですよ。それが成長につながるって言うのは理想的だな~と思っています。

さすがに全員参加というわけではないですが、江戸時代の算額もきっとこんな感じなのかなと考えるとますます楽しいです。

youtubeなどみると、よくこういった問題は解説されています。こういうチャンネルや番組、記事を見つけるのも、このIT社会の中では重要なことで、生徒にはITのためのITではなくて、自分が成長するためのITの活用の仕方を学んでいってほしいと思います。

みなさんもぜひ、年末年始のお休みにyoutubeなどで、「中学受験 算数 難問」など検索してみてはいかがでしょうか?

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