つくば高等学院では、通信制高校の学習課程における**体育スクーリング(面接指導)**を定期的に実施しています。
今回は、つくば市内の洞峰公園体育館を会場に、ゴールボールとミニテニスの2種目を行いました。
担当は、フリースクールKimiiroの蓮田先生(体育の教員免許保有)。生徒一人ひとりが安心して参加できる雰囲気づくりを大切にしながら、授業を進めてくださいました。
音で判断!ゴールボールに挑戦
ゴールボールは、視覚障害者のために考案されたスポーツ。
今回は全員がアイシェード(目隠し)をして挑戦しました。
鈴の入ったボールの音と気配を頼りに、ゴールを守るスリリングな競技です。
今回は先生お手製のボールでした。

最初は反応できなかった生徒たちも、徐々にコツをつかみ、後半はチームに分かれての対戦形式で盛り上がりました。

本来はいませんが、指示役を設けてスムーズにゲームすることができました。
視覚に頼らず協力し合うことで、新しい感覚や仲間との一体感が生まれました。
何人か寝ているようですが、ボールを通過させまいと守ってます😅
誰でも楽しめるミニテニス

続いては、前回に引き続きミニテニスに取り組みました。
ラケットを使った軽スポーツで、テニスが初めての生徒も無理なく楽しめる種目です。

ラリーやサーブの基本練習のあと、ゲーム形式の試合へ。最後にはミニテニス大会を開催し、白熱した試合が繰り広げられました。

自然と笑顔があふれ、応援や拍手が飛び交う和やかな雰囲気に包まれていました。
通信制高校でも“体育の楽しさ”を実感できるスクーリングを
通信制高校では、自宅学習が中心となりますが、体育スクーリングを通して、
- 久しぶりに身体を動かす
- 人と関わる心地よさを感じる
- 「できた!」という小さな成功体験を得る
といった大切な学びが得られます。
つくば高等学院では、運動が得意でなくても楽しめる内容や雰囲気づくりを大切にし、誰もが無理なく参加できるスクーリングを目指しています。
まとめ
今回の体育スクーリングでは、毎回、工夫を凝らした授業を考えていただいています。みんなが楽しめるように、普段とは少し違う運動にチャレンジしながら、仲間と交流し、自然と体を動かすことができる。毎回、感心しております。
生徒それぞれが「自分のペース」で参加できる。
それが、この体育スクーリングの良さです。