谷田部郷土資料館とつくばみらい市の間宮林蔵記念館

谷田部郷土資料館と間宮林蔵記念館

日本史の学習活動の一環で、つくば市の谷田部郷土資料館とつくばみらい市の間宮林蔵記念館に行ってきました。

谷田部郷土資料館はつくば市が合併するより前の谷田部町時代の歴史的な資料が展示されていて、歴代の町長さんはもちろんですが、江戸時代の発明家、飯塚伊賀七の発明品なども展示されています。

つくばみらい市の間宮林蔵記念館には北海道の地図を作った間宮林蔵に関する様々な展示がされていました。

からくり伊賀七

飯塚伊賀七といえば知らないと思いますが、からくり人形や和時計が有名なのですが、

人力の飛行機や木製の自転車も作っていたのだとか、飛行機のほうは江戸時代、天下泰平の時代で「人心を惑わす」、「殿様の頭上を飛ぶなどもってのほか」という理由で飛べなかったようです。

周囲は農民も多く農業機材の発明も多いのですが、パソコン、電卓はおろか、電気、鉄やアルミのような加工しやすい素材も手に入らないような時代に、ロボットを作ったり、大きな和時計を作ったり、今の世に生きていたらどうなっていたか、想像するだけで楽しくなってきますね。

実はこの方、もしかしたら藤子不二雄の「キテレツ大百科」に出てくる主人公のご先祖様の「奇天烈斎」のモデルの一人なのではないかといわれています。

私は平賀源内がモデルだと思い込んでいたのですが、飯塚伊賀七もモデルの一人のようで吾輩もうれしかったナリよ~と、コロ助さんが言っています。

間宮海峡と北海道の地図

続けて間宮林蔵記念館に行ってきました。

間宮林蔵といえば樺太が島であることを発見し、ロシアとの間の海峡「間宮海峡」を発見した人物です。

実は北海道の地図を作ったのも間宮林蔵でした。

全部、伊能忠敬が作ったものと思っていましたが、北海道は間宮林蔵だったのですね。

記念館では険しい北方探検の様子だけでなく、子供時代の偉業について知ることができます。

ぜひ、一度は行ってみてほしい記念館でした。

2人とも資料に触れると多くの人を助けたり、時には争いごとをまとめたりしていて、ドラマチックな生き様が伝わってきました。いつか映画化されたり、ドラマ化されないものかと願いながら教室に戻りました。

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