だんだん、プログラミングに慣れてきた新入生。でも、まだまだ初心者。
Scratchからちょっとだけレベルアップした生徒と、それなりにできるようになってHSP(HotSoupProcessor)でプログラミングを始めた新入生たち、今日はちょっとIchigoJamでステップアップと確認と復習。
IchigoJamはなんといっても分かりやすい。イッパシのBasic小僧にはなれなかった私もいつの間にかすんなり扱えていたBasic。
私の時はMSX BASICやN88日本語ベーシックの時代でしたね(;^_^A
Basic初心者の生徒
Basic初心者の生徒も画面に文字を表示するPRINT命令からスタート。
PRINT "HELLO WORLD"
まさに”HELLO WORLD”。で、この”HELLO WORLD”という定番のプログラミングのはじめの一歩的存在。アニメのHELLO WORLDとは何か関係あるのだろうか。。時々アマプラでサジェストされるのでちょっと気なっています。(;^_^A
ちょっとそれてしまいましたが、それからIchigoJamの実機にはLEDがついていて点滅させることができるので、LEDのON、OFFとWAIT命令を組み合わせた簡単なプログラムの作成。
GOTO命令を使ってのループをしてみました。
10 CLS
20 WAIT 30
30 PRINT"HELLO WORLD"
40 LED 1
50 WAIT 30
60 GOTO 10
それから最後に川下りゲームを打ち込んで、打ち込んで遊ぶ楽しさを実感してもらいました。
非常に簡単なプログラムですが最初の一回目なのでこんなところでしょう。
通信制高校の勉強と一緒に毎日コツコツやっていこう!!
プログラミングを理解し始めた生徒
もうHSPでプログラミングを始めている新入生もまだあやふやなところがあるようだったので、今日は一緒にIchigoJamBasicで復習。
基礎の段階で、あやふやなことをあやふやなままにすると挫折しかねません。
そんな時にIchihoJamやScratchはとても役に立ちます。
今日はツクガクで定番化しているコンピュータと対戦するジャンケンゲームをIchigoJamで作りました。プログラムに必要なオブジェクトやシステムをホワイトボードを使って一緒に考えて、プログラミングしてもらいます。その時、ヒントを出し過ぎないようにして生徒とよく相談します。
ジャンケンには何が必要?
2つの手
誰の手?
コンピュータと人間
コンピュータの手は変数はComputerのCで、人間の手はHumanのHにしようか?
その手はどうやって決める?
コンピュータの手は乱数で決めて、人間の手はINPUT命令で数字を入力してIF文で勝ち負けやアイコを判別していく感じですか?
そうそう。イメージつかめてるね。
アイコの時はGOTOで戻ってきてやり直せるといいよね。
はい
こんな感じで生徒のレベルに合わせてヒントを出していき、数分後、改めて生徒のPCを覗いてみるとジャンケンゲームが完成していました。
IF文でのANDやORは不慣れだったようで、今回のプログラミングで雰囲気がつかめたようです。ループもFORループや配列もまだ使いこなせていないようなので、次回また続きに挑戦ですね。
授業だけだと躓くとよほど家でもやりこむ生徒でないと、授業についていけなくなることがありますが、時間が自由に使える通信制高校ならではで、自分のペースで取り組むことができ、こちらも状況を把握しやすいので臨機応変にメニューやその生徒に適した内容を提供することができます。