以前、CHAR関数で連続入力をする方法を紹介したところ、けっこう企業、公官庁の方々アクセスがあり驚きました。毎日の作業として使うのでしたら、ユーザー設定リストもおすすめです。
ユーザー設定リストの設定手順
まず、Excelのファイルタブを開きます。
続いてオプションを開きます。
詳細設定を開いてください。
ユーザー設定リストの編集を開きます。
リストの項目へA,B,C,D….を入力
ユーザー設定リストをよく見ると、いろんなリストがありますね。
デフォルトで干支とか入っててしぶい(w
年を入れて、干支と一緒にドラッグすると🐭🐮🐯が出続けるって。。
さて、新しいリストとして【リスト項目(E):】のテキストボックスに手入力でA~Zまでの文字を入力し【OK】ボタンを押します。
図の赤枠内のように縦に1項目ずつ改行するか、カンマ区切りでも登録できます。
ですが、セルからのインポートできるようですし、手間がかかるので(それほどでもないですが)、CHAR関数でアルファベットを表示してインポートしてラクしようと思います。
もちろん、手入力して【OK】もいいですし、どこかからコピペして貼り付けてもいいですね。
手入力の方は【OK】したら以下の手順は飛ばしてください。
CHAR関数で作ったABC・・・をインポートしたい
下の人のように、CHAR関数で作ったアルファベットをいきなり貼り付けると「リストには、単純な文字列が入力されているセルだけが取り込まれます。」と言われてしまうので、必ず、コピー&ペーストしてからインポートしてください。
さて、ではCHAR関数で作った赤枠のところのアルファベットをコピーして「単純な文字列」を作ります。
私は隣の青枠のところに貼り付けました。
右クリックをすると出てくる「貼り付けオプション」のなかの123と書かれた「値」のアイコンをクリックします。
これで、「単純な文字列が入力されているセル」が隣にできました。
これをインポートします。
インポートボタンの左側にある
このボタンを押すとユーザー設定リストのインプットボックスが出てきます。
先ほど貼り付けた範囲をドラッグします。
私はC列だったので、こんな風に表示されています。
ドラッグしたら、
右端のこのボタンを押してください。
インポートされました?
されたら【OK】ボタンをクリックしてください。
早速、使ってみましょう!
手入力した方、戻ってきてください😅
【OK】ボタンをクリックしたらこのように、ユーザー設定リストに追加されます。
追加されたら、早速使ってみましょう。
まず、任意のセルにAを入力して
ドラッグしてください
でてきましたね。
さて、もうひと作業しないと”商品A,商品B,商品C・・・”は出てきません。
ドラッグするとこんな風になります。”&”(アンパサンド)で、結合するのも手っ取り早くて良いですが、それはCHAR関数を使った方法で紹介したので、今回は「セルの書式設定」でやってみましょう。
“商品A,商品B,商品C・・・”のような形を作るには
「セルの書式設定」を使って「商品A,商品B,商品C・・・」を実現します。
セルの書式設定は当該の範囲をドラッグして、右クリックすると出てきます。
セルの書式設定ダイアログ
ダイアログボックスが出たら、
【分類(C):ユーザー定義】を選んで
【種類(I):】のテキストボックスに
"商品"@
と書いて【OK】してください。
すると、
という具合に、「商品A 商品B 商品C 商品D」できましたね。
作業時間は少しかかったかもしれませんが、1回やってしまえばそんなに複雑でもないかと思います。
他にCHAR関数を使う方法もあります。
もっと”&”で結合する方法は「Excel(エクセル)のCHAR関数でABC連続入力」内でご紹介していますので、興味のある方はご覧ください。
CHAR関数でABCを連続入力する方法
Excel(エクセル)のCHAR関数でABC連続入力のページにアクセスが多いので、ほかにも方法はあるということで、ユーザー設定リストを使う方法も紹介させていただきました。
興味のある方はこちらもどうぞ。