つくば高等学院では、場面緘黙の生徒もサポートしています。
家庭ではごく普通に話すのに、幼稚園・保育園や学校などの社会的な状況で声を出したり話したりすることができない症状が続く状態を言います。
引用元:https://www.kanmoku.org/kanmokutowa,場面緘黙とは,かんもくネット
ITと場面緘黙
ITは場面緘黙の方にとって相性はよいと考えています。
例えばつくば高等学院では場面緘黙の生徒とは通信制高校サポート校として通学し、場面緘黙の生徒とはチャットやメールで会話します。
IT技能を磨きITになれておけば、仕事をするうえでの能力として役に立つだけでなく、仲間や依頼主との連絡はチャットやメールで会話がスムーズに行えます。
当然、相手に意思を伝えるためには、説明資料を作るためのワープロ技能や表計算ソフトの活用能力も必要になります。
検定試験などを通して練習し、オフィスソフトウェアの活用能力も高めることができます。
検定試験は教室で受験できるのでいつも通りリラックスして臨むことができます。
コミュニケーション不足を補う語彙力
つくば高等学院では通信制高校の課題を作る場合に自分でインターネットや教科書で調べたり、自分で考えたてもらう機会が多くあります。
高校への提出物を作成しながら、知らなかった言葉を調べ学習を進めていくうちに語彙が増え、学習への意欲も高まります。教室には漫画なども置いてあるので、ぜひ活用していただければ幸いです。
場面緘黙の生徒からの積極的な会話
場面緘黙の生徒から積極的に声を出して会話するのはなかなか難しいですが、つくば高等学院の場面緘黙の生徒は慣れてくるとチャットを使って、自らいろいろなことを話しかけてくれます。
場面緘黙の生徒たちは、時間をかけプログラミングやITのことはもちろん、見ているアニメのこと、ゲームのこと家族のこと、スクーリング中もスマートフォンなどを使って、分からないことは何でも質問してくれるようになりました。 中には声を振り絞って、時々ですが返事を返してくれるようになった生徒もいます。
最初の数か月は全く声が出なくて、半年くらいたってほんの僅かな言葉ですが、自ら声を聞かせてくれるようにった生徒もいます。